地域安心安全

≪地域貢献事業≫

吉野おげんきかい・・・自主防犯組織/地域の安心安全

この会は、平成17年4月に立ち上げ、吉野地域及びその周辺を対象に、地域住民が力を合わせ、警察や各関係機関と連携を図り、豊かで住み良い地域環境を育むとともに、安心安全なまちづくりを推進することを目的とします。そのために、会員相互と関係機関の連携により、防犯・防災・交通安全にかかわるパトロールの強化及び地域住民の意識高揚を図ります。

〇青パト・徒歩パト隊パトロール活動・・・通年(2021年9 月青パト5台保持)

吉野台地にある吉野・吉野東・大明丘・川上・牟礼岡校区を青パト隊・徒歩パト隊で月曜日から金曜日、8:30~22:00までをグループに分けて1日2回、防犯・防災・交通安全を目的に、地域安心安全パトロールを行っています。この活動は、平成18年に警察庁より「地域安心安全ステーション」モデル事業実施地区として指定され、青色回転灯車を保持する青パト隊と徒歩パト隊により、巡回パトロールとして声かけ活動を行っています。

〇非行防止活動・・・青少年健全育成(吉野地域2中学校)

中学生を対象に、社会の一員としての規範意識を育てることを目的として、主に夏休み前に鹿児島中央警察署少年係・鹿児島市少年課と連携し「万引きや落書き等が法に触れること、飲酒・喫煙は未成年の成長に良くないこと、スマホの正しい活用法など」の社会規範を一人一人に呼びかけます。地域の2つの中学校に吉野・川上地域の全パトロール隊が集合し、生徒たちに非行防止を呼びかけ、活動のアピールの場にもなっています。

〇交通安全対策活動と振り込め詐欺撲滅活動 ・・・10月・12月年金支給日に高齢者、地域住民に呼びかけ

吉野交番管内は年間900件近くの交通事故があり、振り込め詐欺が県下でも多い地区です。そのため、交通安全対策活動と振り込め詐欺撲滅活動を行っています。

また、鹿児島市のセーフコミュニティの活動に、吉野校区が交通安全のモデル校区となったこともあり、サポート隊として率先して活動に参加しています。

振り込め詐欺が県下でも多い地区であることから、10月・12月の年金支給日には、各金融機関に出向いてチラシなどを配布し、地域住民に啓発活動を行っています。

〇不審者対策と交通安全教室・・よしのっ子安全教室(未就学児)

毎年、子どもたちにかかわる痛ましい事件や交通事故が発生しております。このことから、吉野交番管内の園児(新一年生になる子どもたち)を対象に、不審者の防犯対策「いかのおすし」や交通安全対策の腹話術、交通安全ビデオ、横断歩道の渡り方などのよしのっ子安全教室を行い、子どもたちが危険から身を守るための活動を2 月下旬に行っています。毎年 4つの保育園の年長児 80 名あまりが参加してくれます。

〇関係機関とのネットワーク・・・小中学校情報交換会

社会情勢の変化に伴い、環境も大きく変わってきた今日、子どもたちの社会規範意識の育ちと行動の現状に気づくことや、多方面からの見守りの必要性から、小・中学校情報交換会を行っています。

小・中学校、鹿児島中央警察署、吉野交番管内の各自主防犯組織、吉野地区警察少年ボランティアなどの関係機関と連携を図りながら、管内の小学校、中学校との情報交換会を開催して、子どもたちへの声かけ・パトロールを行います。情報交換会は、コロナ禍で 昨年より 開催できていません。

〇吉野交番管内安全安心ボランティアネットワーク協議会・・・事務局

全国地域安全運動の開催時期に合わせて、地域安全モニターの活動とともに、吉野交番管内の防犯や交通安全活動を行っている団体に呼びかけ、 平成 30 年 に 設立し、 地域一斉防犯活動を行っています。 現在では 36の団体 に参加を 呼びかけ、毎回延べ 110 名余りの方々の参加があります。

年4回吉野交番に集合し、鹿児島中央警察署からの激励と吉野交番管内の現状報告を受け、集まった団体が防犯意識の高揚を図っています。事務局として、諸機関の連携と各団体への案内、諸通知の事務、庶務を行っています。